「できない」が、口ぐせだった。
その子が今日、指で計算できた。
その一言に、胸が熱くなる。
新しい問題の前で、止まる鉛筆。
それでも、あきらめない。
「わからない」の先に、できるがある。
好きなことなら、夢中になれる。
その入口から、学びは始まる。
勉強は、こわくない。
ほかの事業所からも、相談が届く。
12年、子どもと歩いてきた。
その経験を、この街のために。
「あそこ、いいよ」。
お母さんの声が、つながっていく。
教室には、まだ何もない。
机も、椅子も、教材も。
でも、ここから始めたい。
この街に、もう一つの居場所を。
いま、その種をまいています。
あなたの力を、貸してほしい。