よその事業所に、保険請求を教えてきた。
12年やってると、渡せるものがある。
こういう声がかかるのは、ありがたい。
複合機をもらえた。おやつまで。
「使って」と、声をかけてもらえた。
ひとつずつ、人の手で集まっていく。
学校に行けなかった日の、空白を埋める。
始まりと終わりで、ちゃんと伸びた。
笑顔で、プリントを受け取ってくれた。
好きなものの話になると、止まらない。
気づけば、おそろいの靴下だった。
「家でも先生の話してるよ」。
お母さんから、そう聞いた。
信頼が、学びの土台になる。